louis poulsen「AJ Royal」ホワイト

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「デンマークの偉大な建築家アルネ・ヤコブセンが制作したデザイン史に残る名作です。下面への明るい光とスリットから上方に漏れる光のバランスが抜群です。 」とは、販売メーカーの説明。

これを私の実際に設計した「狭小スキップフロア床暖房ローコスト耐震住宅」のダイニングで使っています。 
実は、これ、中に電球が4つも入っている。
なぜ、4つかというと、1つは普通に真ん中下向きに一個。
この中央の電球のためのシェードが、写真の外観のシェードの中に、一回り小さな大きさで仕組まれている。そして、外のシェードと中のシェードの間に、平面的に120度、で3個、二つのシェードにぶつからないように、電球が、斜めにはいっている。この3つの電球から、出た光が、外のシェードの、上部のスリットから、天井方向に光が放たれる。もちろん、下方にも、センターの直接光源とは光の質が違う、シェードで反射された光が、落ちるという仕組みである。
シンプルな外観からは、案外創造できない複雑な仕組みとなっている。
だから、部屋全体に、やわらかな雰囲気を作り出すことが出来る。「狭小スキップフロア床暖房ローコスト耐震住宅」のダイニングの写真でも、お解かりいただけよう。

実はこれ、アルネ・ヤコブセンが、コペンハーゲンのSASロイヤルホテルの設計に際して、デザインしたように、どこかで読んだように記憶している。(ありました参考サイト。ついでに光源もよくわかります)
そういう、わけで、やっぱり凝ったつくりなのですね。
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