COONLEY2
ここのところ、モダニズム系の椅子ばかり取り上げて感がある。
イームズ、ヤコブセン、ベリーニ。とはいえ、最近のデザイナーの質感のそっけない椅子と違って、皮、金属、精巧、緻密さを考えると、どこか身体的というか、完全に人工的ではないぬくもりを感じるのではあるが・・
でも、より肉体的・有機的な感じの椅子を取り上げたくなった。
そう、コルビジェ、ミースとくれば、ライトしかないんじゃないか?近代の三大巨匠。・・しばらくこんな言葉聴いてないが・・。
そういえば、何で、巨匠なんだろう?
いまの超有名な建築家も、せいぜい「世界的建築家」に収まっているような・・
そうね、あえて言えば、小物・什器から、家具、インテリア、建築、ランドスケープ、そして都市計画まで、一人で考えてしまう、スーパースターといったところじゃないかな?
分業化が進み、チームによる効率化と複雑な解決法を求められている現代には、考えられないかもしれないね。
経営理論に翻弄され、いまや、建築家は、単なるチームのいちデザイナーとなってしまった。
建築家は、そうしか、生き残れないし、著名な建築家は、そののように「超一流のいち建築デザイナー」と割り切り、その結果、成功を収めてるともいえる。
アーキテクチャーは、「Archi」(主な、原.....