Eames Lounge Chair & Ottoman

icon icon正規品 シェル:ウォールナット

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(↑再生ボタンを押すとイームズ「戦争負傷者のための足の添え木」のあたりから再生します。)
BBC The Genius Of Design 3 of 5 Blueprints For War 2010

そして、この「戦争負傷者のための足の添え木」は、野戦病院で戦闘服と包帯を介して、足というからだの一部をやさしく支える道具から、平和で豊かなアメリカの本土に戻り、体全体を、滑らかな革の柔らかなホンワリしたクッションを介して、体全体をやさしく支えるラウンジチェアーとなったのだ。
この「Eames Lounge Chair & Ottoman icon」は、よく、高級品として紹介されるのを、見かけるのだが、日本のオフィスや住宅事情を考えると大きすぎるし、高品質の革と合板の違和感、ちょっと大げさなデザインが、いまひとつ理解できなかった。
しかし、「戦争負傷者のための足の添え木」=「医療器具」の延長上として、考えると、なぜか、デザインの説得力をもち、納得できる至上のデザインに見えるのである。

icon icon 正規品 シェル:サントスパリサンダー

  Eames Lounge Chair & Ottoman リプロダクト品の一覧 



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Lounge Chair Wood(LCW)

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1961年生まれの僕らの世代の男子の小学生といえば、「コンバット=サンダース軍曹」&「プラモデル=1/35ミリタリーシリーズ」って感じで、YouTubeもついそんなのを検索することも。
そんなのを見てると、ちょっと、面白いのがあった。

(↑再生ボタンを押すとイームズのあたりから再生します。)
BBC The Genius Of Design 3 of 5 Blueprints For War 2010
この特集は、第二次世界大戦前後のマス・プロダクト・デザインのデザインの再評価の特集である。
ピーター・ベーレンスによるAEGのやかん,ポルシェ博士によるフォルクス・ワーゲンのビートル、イギリスのサブマシンガン・ステンガン、爆撃機モスキート、そして、ドイツのタイガーⅠ型戦車とソ連のT34戦車。さらにアメリカの大量生産の力を象徴する爆撃機・輸送船、またドイツに戻り機関車を取り上げている。
「ピーター・ベーレンスによるやかん」を除けば、小学校の帰り道、プラモデル屋で、戦車と戦艦と戦闘機・爆撃機の展示品を眺め、ついでにNゲージに目を凝らし、最後はおもちゃ屋でモデルガンを見て帰る、まさにそれをビデオでにているがごときである。
マス・プロダクト・デザインのデザインの再評価とはいえ、BBCによって、取り上げられた、兵器が中心であり、さらにヒトラー時代のドイツを代表するタイガーⅠ型戦車を、大きく取り上げるなど、僕らの世代から見ると、禁忌・タブーに一歩踏み込んでいるように思える。
そのBBCの大胆不敵さ、勇気には感服し、隔世の感を思う。戦争を知らない僕らとはいえ、露骨にドイツ兵器の評価となると、なかなか表では言えない。だから、無邪気な子供心に、だからこそ、心躍らされるデザインだったのことも思う。
取り上げるプロダクト・デザインの兵器の種類には、異論もあるかな?
イギリスのサブマシンガン・ステンガン?やっぱりコンバットでドイツ歩兵が持っているMP40(僕らはシュマイザーといったが、これはこのシリーズの設計者の名前らしい)とか、サンダース軍曹の持っていたトンプソンでしょ!とか、
戦車なら、タイガーⅠ型じゃなくて、Ⅴ号戦車パンターでしょ、いやいや、最終型のキングタイガーでしょとか、
またまた、船なら、取り上げられた貨物船LibertySipじゃなくて、日本が苦しめられた、というか、コテンパンにやられた空母群とか、好みによる異論はあるかもしれない。
しかし、ここには、マス・プロダクト・デザインの対立軸である「品質と量」の概念を当てはめている。「ドイツの質に対し、英米の量」の概念である。そして、「品質と量」の双方を追うには、「徹底的簡素化」の必要性の用件が、加わるので得ある。
サブマシンガンでいえば、MP40は、木製の部分はなく、すべて金属製で、大量生産を意識しているようには見えるが、どこか装飾的だ。銃口のボディーの丸みがかったデザイン、高度補強かもしれないが弾倉のライン、折りたたみ式銃床という技巧的構造。そこには質へのこだわりがみえる。
一方のトンプソンは角ばったデザインは、無骨でそっけなく、まさにマス・デザイン。しかし手で持つ部分と銃床は木製で、「徹底的簡素化」までは、気の回らないあまり思考的なそっけなさ。というわけで、ステンガンというわけだ。
戦車もそうだ。大量生産のシャーマンやT34に比べ、品質のタイガーⅠ型。サスペンションや走行力、重すぎることや幅が広く輸送も大変!っテなこともあるようであるが、強力な火力と分厚い装甲で群を抜いた。傾斜装甲(装甲を斜めにして被弾の威力を和らげる)もどこ吹く風、垂直な分厚い鉄板を溶接して覆う。
それによって生まれるシンプルな形態。あくまでも、火力と鉄板の品質にかける。ヒトラーの精神でもあったのであろう。
ここにあげられた一方のT34は、大量生産の代表でもあろう。ドイツは狭い国内で作るしかない、一方ソ連は東部戦線で激しい戦闘があろうとも、背後の工場で続々と作り続けたのだ。調べてみると、総生産台数は、タイガーⅠ型は1,355輌、T34は57,000輌。ゲゲ、凄過ぎ。
船は、貨物船が取り上げられ、ブロック工法が取り上げられていた。BBCだから、ドイツのUボートからの攻撃をかいくぐりイギリスに大量に物資を運んだ、貨物船LibertySipを選んだ!!と思っていた。
でも、これも調べてみると、ブロック工法と溶接接合により大量生産されたという。戦時標準船といって「1941年から1945年までの短期間のうちに2,712隻が急速建造」という。リベット接合から溶接接合への技術開発も、日本海軍でも大問題を引き起こした課題で、結局戦艦大和もリベット接合に戻った、当時の大きな技術的課題であったであろう。
ということで、マス・プロダクト・デザインをテーマにしているここでは、貨物船LibertySipは、妥当な例示なのであろう。
日本が、航空母艦戦略にいち早く目をつけながら戦艦という「質」に固執したのに対し、アメリカ・連合国の「量」を追求する戦争に負けた。国土の広さというバックボーンをフルに使いながら、「量」という目的のために「技術革新」と「徹底的簡素化」という基本思想が伺える。
これがそのまま、タイガーⅠ型に代表される「ドイツの質」と、「英米の量」と共に「品質と量」の双方を追う「徹底的簡素化」の思想の対比に、直接的に重なる。
案外、現在にもこれは重なるのではないだろうか。
「顧客満足・CS=Customer satisfaction」を充足させる目的のもとには、グローバリゼーションという手法を使って「量」を追求する方法をとる。「顧客満足・CS=Customer satisfaction」と「量」の双方を追求するためには「徹底的簡素化」・コストダウンが図られるのだ。
その結果は・・「質」の敗北?「格差社会」?「ポピュリズム」?
「マス・プロダクト・デザインのデザインの再評価」といって、私なりにあまり分析的に話を進めると、つまんなくなった!!
・・無邪気な子供心でみたほうがデザインとしては楽しい。動いて、機能的で、作るのにも工夫があって・・これには邪心がない。

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iconお決まりで、ずいぶん話が長くなってしまった。本題・・

ここでの注目はこのビデオの一番最後だ。イームズの家が出てきて、「Lounge Chair Wood(LCW) icon icon」が紹介されている。
最初が「ピーター・ベーレンスによるやかん」という民生品なら、最後も椅子という民生品で、番組としての収まりもいいのかもしれない。
この椅子のよく使われる名称は「Eames Plywood Lounge Chair(LCW)」らしいが、訳して、「イームズのベニヤ板ラウンジチェア」?はちょっといいすぎか、「合板ラウンジチェア」ぐらいかな。
もともと、これはちょっと気になっていて、ベニヤ板という、安ーい材料を、ラウンジ用として、座面の低い椅子として使っている。足から、背を支える骨からずべてベニヤ板だ。しかし、どこか、気品を感じさせる。ジャン・プルーヴェの椅子も合板製であるが、合板は、座と背もたれのみで、足や構造は、木製かスチールだ。
このようなデザインがどこから出てきたのか、気になっていた。
ところが、この疑問が一気に解決する。・・これだ!!
「戦争負傷者のための足の添え木」
当時はギブス代わりに使っていたのであろうか、負傷の一時的な添え木なのであろうか。足へのフィットを考え、合板に切れ目を入れて微妙なカーブを出そうとしている。スリットは、包帯を巻くためか、軽量化のためか・・ここら辺はよくわからないが・・
とにかく、この添え木も見れは、一目瞭然、何の説明も要らないであろう。
負傷者の足にやさしくフィットし、固定するためのベニヤ板(合板)製の添え木を、そのまま、くつろぐ人に、フィットさせてだけ??なのだ。
素材へのこだわり、素材と機能性の合致へのこだわり!!。もちろん機能には経済性・生産性の視点も加わることもあろうが、まさしく、これがイームズの原点だあったのを証明する番組の1シーンだあった。

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イームズ「Lounge Chair Wood(LCW)」リプロダクト品の一覧
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Eames Sofa 2 Seat イームズソファ

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新宿の家具屋をぶらぶらしていて、たまたまこれが目に入った。
値段を見ると、!!ぶったまげる!!お値段の高さ。この値札を見ると、お店にあっても、なかなか座る気にもならない・・のが普通かもしれない。
でも、僕のことだから座ってみたくなってしまった。
木と金属と皮を使い、各パーツが独立して分割している、機能的においのするデザインをさることながら、体に直接触れることになるであろう、黒い皮の肌合いが、柔らかそうで、ちょっとよれていながら整っている、そんな感じが実に気持ちよさそうであった。
それで、こっそり座ってしまった。

「これが何と!!すばらしい!!すわり心地であった。

そこで、つい、シートの裏を触ってみる。

ついでながら、こんな行為は建築家・設計者の性なのである。前職で私が教えを請うた上司の先輩が言っていた。「飲みながらもカウンターに座っていて、いいデザインのカウンターがあると、裏をスーッと触ってみるんだよねー。いやらしいんだけど・・(苦笑い)」という感じで。つい、ちょっといい物を見ると、「これどうやって作っているの?」と裏を見に行きたなる。
だいたい、こういういいものと出会うのは、仕事でわざわざ見に行くという環境でもなく、日常の生活の中で突如と現れる。ドラマではないので、あまりに不審の行為はできないので、つい、五感の一つ指先の感触によりチェックして、仕舞うのだ! 意外と、指先は、形状、テクスチャーにより材料の違いを見分けられ、便利なのである。
そう、いい建築・気に入ったデザインの物を見つけると、つい手で触りたくなる。いい材料を見分けるには、テクスチャーも大切なのだ。いや、そんな表面的理由でなく、五感を使って、なぜ、こんな形状で、こんな材料で、デザイン・設計をしたのか、感じることが大切なのだ!!

それで、座面の裏を触ってみると、木製の座面の上に、皮のクッションが置いてあるのではなかった。木製の座面がくりぬかれて、枠状になっており、そのくりぬかれた穴の部分には、織物であろうシート状のものが、張り込まれている。
なるほど、これが、やわらかで、フィット感のある、なんともいえぬすわり心地を生み出している、所以だったのであるそう。

最近の椅子で言えば、アーロンチェアー iconのような構造だ。これはも、フレームに強力な化学繊維の布を張り込んで、そのすわり心地が評価競れているのではないかと思う。いや、この椅子こそ、ワーロンチェアーのアイディアの源泉となったのではないかとも、今になって思う。
また、「皮性のクッション→線状・面上の適度に伸び縮みする2次部材→フレーム」という力の流れにより、力の流れの遊びを作りすわり心地を確保するという意味においては、バルセロナチェアーにも共通する。
「線状・面上の適度に伸び縮みする2次部材」が、バルセロナチェアーでは、皮の帯を何本を並べて物であり、このイームズソファーEamsSofa iconでは、布のようなシート状のものであり、「フレーム」は、バルセロナチェアーでは、鉄製フラットバーであり、このイームズソファーEamsSofa iconでは、木製の枠と鋳造の金属フレームとなっている。

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ところで、そんな記憶をたどって、書いてみたのであるが、随分昔の、それも一瞬の出来事を、今でも忘れずに書いているのだが、本当に、そんな構造なのか不安になってきた。
それで、インターネットで画像を検索して見たのだが、椅子の裏まで写している写真など見当たらない。椅子の構造を解説した生地があるかと思えば、これも出てこない。
よく書かれている解説が「エレガントなフォルムのアルミフレームと、厚みのあるレザークッションによる上質な座り心地が特徴。当時はチーク材(現在はウォールナット材)をフレームに用たことから、「チーク&レザー・ソファ」という名前で発表されていました。」というもの。
なかなか、出てこない。
基本に戻って、HermanMiller の英語サイトを見てみると、下の解説がある。

Comfort and Support
The resilient suspension of the sofa—seat cushions rest on a fabric-reinforced rubber webbing—ensures comfortable body support. Cushions are ample—two inches thick—and the bottoms are covered in ventilating nylon fabric.

私のつたない直訳をすると・・
心地よさと支持構造
ソファー座面クッションの弾力性のあるサスペンションは、強化ゴム製の帯紐で編んだ織物によって支えられており、これが心地よい体の支持を保障している。クッションは広く2インチの厚さもあり、そしてその底面は通気性の良いナイロン製織物によって覆われている。

ということで、私の予測は、当り!!ということである。

さらに、メーカーの解説を見ていると。木製部分は硬いウォールナット(クリの木)、金属製のフレームはアルミダイキャスト(アルミの鋳造品)で、いずれも硬く変形の少ない一流の素材が使われている。
そして、イームズの最後の椅子作品のようなのであるが、、
1.部材が独立し機能が目に見えてデザインされていること
2.素材も皮・木・金属と高級で質感のあるものを選ばれデザイン的に巧みに構成されていること
3.その3つの素材を適所適材で構成し、裏に隠されてた技術的解決法を基に、最高の心地よさをという機能をもたらしているということ
この3点によって、イームズの頂点をなすにふさわしい、ソファーなのではないかと思う。

デザインはもちろん、モダンにもクラシックにもカジュアルにもどんなシーンにも合う。もちろんバルセロナチェアーと並び、最高級シーンがよく似合うかな。
最後に、設計者・建築家の視点に立つと、見た目のデザインだけでなく、心地よさを求めて、こんな工夫がなされていることも、是非わかって欲しいな。

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このソファーの3人がけバージョン・Eames Sofa 3 Seat iconもあります。



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HILL HOUSE,1 ヒル ハウス 1

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「この椅子って座る椅子?」
「そりゃ、もちろん座る椅子じゃないよ! 服かけるもんだヨ!」
「何、座ってんだよ・・」
 って、こんな会話を記憶している。
 確か、前職・堀池研究所で、同僚の山田か、おぐちゃんに言われたような。・・椅子って座るものなのに変な会話だね。 でも、実際見ると理解できるはずです。 最初にこの椅子に出会ったのは、その会社の面接で行った、その日。事務所は、マンションの一室なのですが、玄関の扉を開けると、部屋は白く塗られていて、ほぼ正面で、まずはこの椅子が、黒いスレンダーの体にに緑ののベルベットのビキニの姿で、出迎えてくれるのでした。 もちろん、そのシチュエーションでも、明らかに、客を出迎えるための、観賞用椅子という雰囲気であった。 入社し、しばらくするると、環境にも慣れてきて、・・・というか、何年か年月も経て、少し疲れてきた時期、打合せの合間に、なんとなく疲れて、か弱そうなその椅子に、少し腰をかけ、ボーとしていたときの、会話だったように思う。 それで、この椅子は、「座る椅子?服をかけるいす?」
たぶん、どっちも正解なんじゃないかな?
 でも「座る椅子」と見れば、とっても、心地よいと座れた感じではない。「座ることもできる・・椅子」って感じ。
 何せ、見た目から、弱そう。ダーンと疲れたー!なんて座ったもんじゃ、ドリフターズのずっこけよろしく高い背もたれが、バッキ!!って折れそう!!・・・それほど細く華奢に感じるプロコーションとディティールだ。強度はちゃんと考えてるでしょうが。
 さらに、座面は台形で背の方が狭くなり、細いハイバックがまっすぐ降りて、足となっている。どうも安定した形とは見えない。ダーンと疲れたー!って、背が折れなくとも、そのままハイバックもろともバーン!って、後に倒れそうです。これもドリフでありそう。
 座面そのものも、ちょっと低い感じがするし、座面も台形のため小さい。部材も細く、さらに重量も軽い。で、絶対どーんとは座れない、というより、そんな気分には決してなれない。見れば、そーっと座って、楽しむしかないのだ。 じゃ「服をかけるいす」ともいえる。ハイバックだから、コートなんかかけておくにはいいよね。デモね、軽いから、背側から、つまり椅子の背後からかけると、軽くて、ハイバックで重心が背側にあるので、ちょっと思いコートなんかだと、倒れちゃうかも。 座側から、かける?それじゃかっこ悪いし、そもそもコートなんか掛けるか?ジャケットならハイバックでなくてもいいだろ。
それじゃ、女性のワンピースがお似合いかな? なるほど、実は、この椅子、ヒル・ハウスの寝室に置かれてるって、こういうこと?ジェームスボンドよろしく、女性のワンピースを投げてこの椅子にかける! ヒル・ハウスとは、この椅子をデザインした建築家チャールズ・レニー・マッキントシュが設計した有名な住宅。この椅子名前もヒルハウスだから、きっとこの住宅、そのインテリアの一部としてデザインされ点であろう。 そのヒルハウスで、この椅子は、寝室に置かれてある。
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まあ、「ワンピースをかける椅子」というと、寝室がお似合いであるのだが、・・しかし、ハイバックの格子状のデザインは、ヒルハウスの窓辺のデザインと僕のイメージはダブっていた。
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ヒルハウスの窓の格子のシルエットと、この椅子のハイバックのシルエットがダブルのである。これを書きながら、改めて写真を見ると、その窓辺にはこの椅子はなく、寝室にあったのだ。 もう一つ、この椅子が喚起させるイメージがある。摩天楼だ。
 この椅子の影響を受けてデザインされたのが、磯崎新がデザインしたモンローチェアー。背の部分を、マリリン・モンローの体の曲線をかたどったモンローカーブなるもので、かたどったものだ。もちろんマリリン・モンローを実測したものでなくて、磯崎氏がモンローの写真から適当に『取ったものですが・・改めて確かめると「空間へ」p344「マリリン・モンロー様」で確かにそうだと。 こんな椅子もあり、当時は、結構この椅子に影響を受けた人も多かったように思う。堀池氏もその一人で、やはりハイバックチェアーを独自でデザインしていた。彼はそれを摩天楼になぞらえ、摩天楼のシルエットと彼のデザインした椅子のシルエットを重ねて、イラスト化し、確か会社案内などで使っていたように記憶している。このようなことも、この椅子が、僕に、摩天楼を思い出させる要因の一つであろう。
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しかし、この椅子からイメージされる摩天楼とは、ツルツル・ピカピカの摩天楼ではなく、アールデコ調のこてこての摩天楼だ。そう、エンパイヤー・ステート・ビル、クライスラー・ビル、ロックフェラー・センターってやつ。小さな窓は、果てしなくポツポツついている古典的高層ビルだ。あの背の格子状の感じ、特に頭部は縦の格子が加わって、ビルの頭の様じゃないですか。 さらに連想ゲームはつづき、この椅子とアールデコ調の摩天楼というと、レム・クールハースの「錯乱のニューヨーク」の挿絵を思い出す。確か、こんなぽちぽち窓の高層ビルが擬人化されイラストとなっていた。 こちらも記憶があいまいなので、もう一度見直すと、「何と、キング(エンパイヤー・ステート・ビル)とクイーン(クライスラー・ビル)が、ベッド寝ているではないか!」。
ということで、連想ゲームの果ては、
 「ベッドの横で、ワンピースでも、引っ掛けておく、椅子!」
とでも言うところか。
 いやいや、こんな椅子で、これまで連想できるってことは、
 「禅問答のために、緊張の面持ちで、そっと座る、椅子!」
かな。
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下はリプロダクと製品。
価格も、正規品に比べると、1/3から1/10。写真の拡大部分を見ると、脚が随分太いのに気が付きます。たぶん、木の材質も違うし、ディティールの丁寧さも違うのでしょう。
低価格になれば、なるほど、どこか、やっぱり違うので、リプロダクと製品は、そういうものだと割り切って購入すべきでしょうね。
ヒルハウス/ラダーバックチェア【チャールズ・レニー・マッキントッシュ】イタリア製

ヒルハウス/ラダーバックチェア【チャールズ・レニー・マッキントッシュ】イタリア製
 110,00円

マッキントッシュデザイン ヒルハウスチェア

マッキントッシュデザイン ヒルハウスチェア
 35,000円
マッキントッシュ ヒルハウスチェア【送料無料】【北海道+1,000円】【レビュー割】

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 「Hill House 」リプロダクト品一覧

「マッキントシュ ヒルハウス」 リプロダクト品一覧
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412CAB キャブ アームレスチェア

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スーパーレジーナもイタリアらしいのだが、よりイタリアらしいと思うのがこのマリオ・ベリーニの412キャブだと思う。
イタリア・ローマに観光で訪れたのが素手の25年も前となる。自分の卒業旅行として、学生相手のパックツアーで行ったのである。参加した他の学生さんは、もちろん観光と買い物が目的。こっっちはチョイとひねくれていて、建築見学が目的である。それだから、今でもローマの建築は、鮮明に覚えている。僕が特に印象的だったのは、クワトロ・フォンターネとテンピエットかな。
とはいえ、建築単体をいているわけでもなく、イタリア、ローマの文化的雰囲気を肌で感じたのは、一緒のツアー学生さんと一緒であろう。
そんな建築とは関係なく、印象的だったのは、二つあった。
ひとつは、フェラーリの赤が、イタリアの石の町並みに、すごーく似合っていること。日本では、白ばかりだけど、ローマの石の町並みには赤がぴったりだ。特にフェラーリの赤はなんともいいい。
もうひとつは、茶色の革ジャンに紫のマフラー、って感じの、着こなしが、結構いて。また、それがローマの町並みとお似合いなのだ。そういえば、大学時代、指導教授の加藤隆先生が、「今はちょっと違うが、ちょっと前は」といいながら、「僕は、茶色を着るけど、日本じゃ紺かグレーばかり、イタリアじゃ、茶色を結構着るんだよね!」って。先生は都市計画な先生で、フランスにも留学していたらしい。講義じゃ話が、拡散してばっかりで、とイメージがるにですが、なぜかこんな話が頭に残っている。革ジャンにしても、その少し後、バブルの時代結構はやって、みんなが着ていたけど、大体が黒だったんじゃないかな。僕の旅行当時でも、革ジャンを見ると、黒ばかりではなく、いろいろな色が店頭に並んでいた。そんな中でも、色とりどりの茶色が幅を占めていたように思う。色な話になったが、多くの人が、皮も着こなしている感じがした。だって、革製品って言えばイタリアって感じがするし、代表格がグッチ。(ルイ・ヴィトン、エルメスも、といきたいところですが、こちらがフランスでした。恥ずかしながら・・わかってなかった!!”)
ここまで話すと、もうお察しのとおり、皮で包まれたこの椅子、それも茶色の皮の似合うこの椅子が、やっぱり、イタリアらしいと思うのである。
ところで、この椅子の構造を知っておくと面白い。
下の写真を見ると一目瞭然。スチール製の骨を、皮で全体をすっぽり、包み込んでいるのである。
例によって、押野見邦英氏の「インテリアウォッチング」を見てみた。イタリアファッションになぞらえて、コルセットから開放したマドレーヌ・ヴィオネの潮流が、椅子で言えば、ミースやコルビジェのスチールパイプと皮の椅子であり、ベリーニのキャプは、ベルサーチのシャツが、肩から袖にかけて一枚仕立ての皮膚感覚のつくりである、といっている。
僕から見れば、マドレーヌ・ヴィオネが、女性の肉体のラインを生かしつつ、単純に1枚の布で包んだように、マドレーヌ・ヴィオネのイメージそのものが、マリオ・ベリーニの412キャブのようにも見える。
いや、「あの胸にもういちど(1968)-THE GIRL ON A MOTORCYCLE」の全裸に・・ライダースーツを、思い出してしまう。(この映画は、アランドロン主演、イタリア映画でなく、イギリス・フランスの合作。)ベリーニのキャプのはがされ、下に置かれた、皮のカバーは、脱ぎ捨てられたライダースーツというわけだ。
さらに、付き進めば、ボンデージ・デザインかもよ。
うーん、そう考えると、「イタリヤ、スケベ野郎」の考えた椅子でしょ。言いすぎでした。「チョイ悪親父」の椅子?・・いやいやエロチズムの香りがするキュートな女性に似合う椅子かな?
だから、イタリアらしいのだ。
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413 CAB icon
412CABが肘なしで、この413CABは肘付き。少し、ゴージャスな感じがしますね。

あの胸にもういちど HDニューマスター版 [DVD]
参考サイト
Irenebrination: Notes on Art, Fashion and Style|The Girl on the Motorcycle, from the Written Page to Our Wardrobes Revel in New York
|Good Movie | Girl on a Motorcycle
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